【保存版】家を買う前の内見で必ず確認すべき10のチェックリスト

内見から帰ってきて、こんなモヤモヤを感じたことはありませんか？

実は、住宅購入で後悔する人の8割以上が「内見でもっとしっかり確認すればよかった」と答えています。でも大丈夫。プロが使っている「内見チェックリスト」さえあれば、初めての方でも見落としなく物件を確認できるんです。

この記事では、不動産エージェントとして500件以上の内見に同行してきた経験から、本当に大切な確認ポイントだけを厳選してお伝えします。

それでは、一緒に「失敗しない内見」の方法を見ていきましょう！

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なぜ内見が大事？写真では分からない”現地のリアル”

🏠 不動産広告の写真、実は「盛られて」います

不動産ポータルサイトの写真って、すごく魅力的に見えますよね。それもそのはず、プロのカメラマンが広角レンズで部屋を広く見せたり、最高の天気の日に撮影したりしているんです。

でも実際に訪れてみると…

広告写真のイメージ	実際の内見で分かること
明るく広々とした部屋	曇りの日は薄暗い、家具を置くと狭い
静かで落ち着いた環境	隣の生活音が丸聞こえ
ピカピカの設備	よく見ると経年劣化が…
眺望抜群！	隣のマンションから丸見え

だからこそ、現地で五感を使って確認することが大切なんです。

見た目以上に重要な”空気感”と”音”

👃 においでわかる物件の本当の状態

物件に入った瞬間の「第一印象」を大切にしてください。

• カビ臭い → 換気不良や湿気問題の可能性
• ペット臭 → 前居住者の生活習慣（消臭に時間がかかる）
• タバコ臭 → 壁紙交換が必要かも（費用は10万円以上）
• 下水臭 → 配管の問題（大規模修繕が必要な場合も）

👀プロの視点：クローゼットや押入れの中も必ず開けて確認を。湿気やカビは収納の奥に潜んでいることが多いんです。

🔊 音の確認は時間帯がカギ

「静かでいい物件だな」と思っても、時間帯によってガラッと変わることがあります。

確認すべき音	チェックタイミング	なぜ重要？
上階の足音	平日夜19-22時	在宅率が高い時間帯
道路の騒音	平日朝7-9時	通勤ラッシュ時
学校の音	平日昼間	体育の授業や休み時間
近隣の生活音	休日の午前中	掃除機や洗濯機の音

図面では伝わらない”生活動線”の確認

👀プロの視点：特に共働き家庭では、朝の洗面所渋滞が大きなストレスに。2人が並んで身支度できるかチェックしましょう。

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マンションと戸建て、どっちがいい？内見で分かる本当の違い

🏢🏠 物件タイプ別のメリット・デメリット

「マンションと戸建て、どっちがいいの？」これは永遠のテーマですよね。実は内見で確認すべきポイントが大きく異なるんです。

📊 マンションVS戸建て 比較表

比較項目	マンション	戸建て
初期費用	○ 比較的安い	△ 土地代込みで高め
維持管理	◎ 管理会社にお任せ	△ すべて自己責任
セキュリティ	◎ オートロック等充実	△ 自分で対策必要
騒音問題	△ 上下左右に配慮	◎ 比較的自由
ペット飼育	△ 規約による制限	◎ 自由に飼える
リフォーム	△ 管理規約の範囲内	◎ 自由にできる
駐車場	△ 別途費用・空き待ち	◎ 敷地内に確保
資産価値	○ 立地次第で維持	△ 建物は減価
眺望・日当たり	○ 高層階なら良好	△ 周辺環境次第
プライバシー	△ 共用部で顔を合わす	◎ 独立性が高い

🔍 内見で確認すべきマンション特有のポイント

1. 管理状態のチェック（マンションの生命線）

2. 共用施設の使い勝手

施設	チェックポイント	なぜ重要？
エレベーター	台数と待ち時間	朝の通勤時間に影響
ゴミ置き場	24時間利用可能か	生活リズムに合うか
駐輪場	屋根の有無、2段式か	毎日の使いやすさ
集会室	予約の取りやすさ	子供の誕生会等で使える

3. 将来のコストを左右する要素

🏡 内見で確認すべき戸建て特有のポイント

1. 土地と建物の状態チェック

建物の外回りチェック

確認箇所	要注意サイン	修繕費用目安
屋根	瓦のずれ、色褪せ	100-200万円
外壁	ひび割れ、塗装剥がれ	80-150万円
基礎	0.5mm以上のクラック	30-100万円
雨樋	詰まり、破損	20-50万円

できれば中古戸建てに関しては『ホームインスペクション（建物の状態の調査）』をすることを強くお勧めします！
※ただし、売主さんの都合でできないこともあるので注意

2. 維持管理の現実を知る

マンションの管理費・修繕積立金と比較して判断しましょう。

3. 近隣関係のチェック

👀プロの視点：内見時に近所の方に挨拶してみる。反応で地域の雰囲気がわかります。

🤔 マンションVS戸建て、結局どっちを選ぶ？

ライフスタイル別おすすめ度

あなたのタイプ	マンション	戸建て	理由
共働き・忙しい	◎	△	管理の手間なし
子育て世帯	○	◎	音を気にせず生活
ペット愛好家	△	◎	自由に飼える
高齢者・単身	◎	△	セキュリティ重視
投資目的	◎	○	流動性が高い
DIY好き	△	◎	自由にリフォーム

大切なのは「今」だけでなく「将来」も考えること。子供の成長、親の介護、定年後の生活…ライフステージの変化を見据えて選びましょう。

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内見時に必ず確認すべき10のチェックリスト

✅ プロが使う内見チェックシート

ここからは、実際に使える「10の確認ポイント」を詳しく解説します。このページをブックマークして、内見時にスマホで見ながらチェックしてくださいね。

なお、各項目で【マンション】【戸建て】特有の確認ポイントも併記していきます。

① 日当たりと窓の方角

☀️ 方角だけじゃない！本当の日当たりチェック法

「南向き最高！」と思い込んでいませんか？実は、南向きでも日当たりが悪い物件はたくさんあります。

意外な落とし穴：「西向きは西日がきつい」と敬遠されがちですが、共働きで日中不在なら、帰宅時に明るい西向きの方が快適な場合も。ライフスタイルに合わせて選びましょう。

② 隣家との距離や視線の入り方

👀 プライバシーを守る物件の見極め方

カーテンを開けられない生活って、想像以上にストレスなんです。

③ 水回り（キッチン・浴室・トイレ）の状態

💧 水回りチェックは「実際に使ってみる」が鉄則

恥ずかしがらずに、どんどん触って確認できる部分は確認しましょう！

キッチンの確認ポイント

チェック項目	確認方法	なぜ重要？
水圧	蛇口を全開に（※）	料理の効率に直結
排水	水を流してみる（※）	詰まりやすさの判断
収納	扉を全部開ける	調味料や食器の量
コンロ	実際に点火（※）	火力の確認
換気扇	スイッチON	音と吸引力

※…ただし、多くの物件ではライフラインを解約しているところが多いので、確認は難しいことも。

見落としがちポイント：シンク下の収納に排水管が通っていると、収納力が半減します。必ず扉を開けて確認を！

浴室・トイレは1番生活感が残る部分。水垢や古さが目立つようなら、新調するのも一つの手です。

④ 建物の傾きや床のきしみ

🏗️ 素人でもできる！建物診断テクニック

「ビー玉を転がす」は有名ですが、もっと簡単な方法があります。

危険信号を見逃すな！

場所	危険サイン	緊急度
基礎	1mm以上のひび割れ	★★★
外壁	水平方向のクラック	★★★
室内壁	斜めの亀裂	★★☆
床	部分的な沈下	★★★

これらがあったら、専門家の診断が必要です。

⑤ コンセントや照明スイッチの配置

🔌 暮らしやすさは「コンセント」で決まる

意外と後悔する人が多いのがコンセント問題。タコ足配線だらけの生活、避けたいですよね。

部屋別コンセントチェック表

部屋	最低限必要な数	使用する家電例
リビング	6〜8個	TV、エアコン、空気清浄機、掃除機、スマホ充電、間接照明
寝室	4個	エアコン、スマホ充電×2、加湿器
キッチン	4〜6個	冷蔵庫、レンジ、炊飯器、トースター、ミキサー
洗面所	2個	ドライヤー、電動歯ブラシ

プロのワンポイント：「将来のライフスタイル変化」も考慮を。在宅勤務なら、仕事部屋にPC用電源が必要です。

⑥ 収納スペースの量と使いやすさ

📦 収納は「量」より「質」で選ぶ時代

「収納たっぷり！」の言葉に騙されないで。使いにくい収納は、ないのと同じです。

収納力診断チェック

タイプ別収納の特徴

収納タイプ	メリット	デメリット	向いている人
ウォークインクローゼット	着替えスペースにもなる	スペース効率は低い	衣類が多い人
押入れ	布団の収納に最適	奥の物が取り出しにくい	来客用布団がある人
造作収納	スペース効率が良い	後から変更できない	荷物が少ない人
納戸	大型荷物もOK	湿気がこもりやすい	季節物が多い人

⑦ 周辺の騒音や交通量の確認

🔇 「静かな住環境」の本当の確かめ方

不動産屋さんは「閑静な住宅街」って言いたがりますが、本当でしょうか？

現地調査は非常に重要！気に入ったけど、本当に大丈夫か不安…と言う場合はしっかり調査しましょう。

【マンション】の騒音チェック

音の種類	発生源	対策可能？
上階の足音	床の構造と住民	△（下階からは困難）
隣室の生活音	壁の厚さ	△（防音工事は高額）
外部騒音	立地と窓	○（二重窓で改善）
設備音	エレベーター等	×（位置による）

👀プロの視点：Google マップのストリートビューで、道路の交通量標識をチェック。「大型車通行禁止」の標識があれば、比較的静かな可能性大！

⑧ ゴミ置き場や管理状況（マンションの場合）

🏢 マンションの「民度」はここでわかる

共用部分は、住民の質を映す鏡です。

「ペット禁止なのに犬の鳴き声が…」こんな状況は、ルールが守られていない証拠。トラブルに巻き込まれる可能性があります。

⑨ 通学・通勤経路と利便性のチェック

🚶‍♀️ 「駅徒歩5分」のウソを見抜く方法

不動産広告の徒歩時間は「80m＝1分」計算。信号待ちも坂道も考慮されていません。

実測のススメ

実際に歩いてみるときのチェックポイント：

チェック項目	確認内容	影響度
信号の数と待ち時間	長い信号は+2分	★★★
坂道・階段	上り坂は速度30%ダウン	★★★
歩道の有無	安全性に直結	★★★
雨天時の道	水たまり、屋根の有無	★★☆
夜道の明るさ	街灯の数、人通り	★★★
踏切	開かずの踏切は要注意	★★★

👀プロの視点：子供の足だと大人の1.5倍の時間がかかります。実際にお子さんと一緒に歩いてみることをおすすめします。

⑩ 雨漏り・ひび割れなどの修繕履歴の有無

🔍 隠れた不具合を見つけ出すプロの技

売主さんも把握していない不具合があることも。自分の目で確かめましょう。

外回りのチェック

場所	チェックポイント	マンション	戸建て
基礎	ひび割れ幅	共用部分として確認	0.5mm以上は要注意
外壁	劣化状況	大規模修繕の履歴確認	チョーキング現象の有無
屋根	破損・劣化	屋上の防水状態	瓦のずれ、苔の繁殖
バルコニー	防水状態	排水溝の詰まり	デッキ材の腐食

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内見でよくある見落としと後悔ポイント

😱 入居後に「しまった！」となる前に

リアルな失敗談トップ5

📝 チェックリストを使った賢い物件比較法

複数物件を効率的に比較する方法をご紹介します。

物件比較シート（3物件分記入例）

項目	A物件	B物件	C物件
日当たり	◎南向き	○東向き	△北向き
騒音レベル	○普通	◎静か	×うるさい
水回り	○経年劣化あり	◎リフォーム済	△要修繕
収納	◎十分	○普通	○普通
駅距離（実測）	8分	12分	5分
買い物便利度	○徒歩5分	△徒歩10分	◎徒歩3分
総合評価	★★★★☆	★★★☆☆	★★☆☆☆

失敗しない内見のための事前準備

🎒 内見に持っていくべき7つ道具

プロが必ず持参する便利グッズをご紹介！

持ち物	用途	重要度
メジャー（5m以上）	家具配置の確認	★★★
スマホ	写真撮影、方位確認	★★★
筆記用具	メモ、チェックリスト記入	★★★
スリッパ	衛生面、床の感触確認	★★☆
懐中電灯	収納内部の確認	★★☆
図面のコピー	現地で書き込み	★★☆
ビー玉	床の傾き確認	★☆☆

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プロと一緒に内見するメリット

🤝 なぜ多くの人が「一人で内見」を後悔するのか

見落としがちな「プロだから気づく」ポイント

一般の方が見落としやすく、入居後のトラブルになりやすいポイントをご紹介します。

これらは経験がないとなかなか判断できません。

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まとめ：あなたの理想の住まい探しを応援します

📱 今すぐできる！次のアクション

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

「内見って、こんなに見るポイントがあるんだ…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

でも、心配しないでください。この記事で紹介したチェックリストを使えば、初めての方でも「プロ並みの内見」ができます。

なぜ無料で提供するの？

「売り込まれるんじゃ…」と心配な方へ。

私の理念は「本当の意味でのお客様ファースト」です。まずは正しい知識を身につけていただき、納得のいく住まい選びをしてほしい。その結果として、私たちを信頼していただければ嬉しい、という考えです。

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最後に：一人で悩まないでください

物件選びは人生の大きな決断。だからこそ、信頼できるパートナーと一緒に進めることが大切です。

「これで本当に大丈夫？」と少しでも不安を感じたら、一人で抱え込まずに相談してください。プロの視点があるだけで、物件選びの精度が格段に上がります。

私は、営業ノルマに縛られない独立系エージェントとして、本当にあなたに合った物件選びをサポートします。

あなたの幸せな住まい探しを、心から応援しています

今日から使える内見チェックリスト、ぜひ活用してくださいね。そして、もし「一人では不安」と感じたら、お気軽にLINEでメッセージをください。

あなたとお話しできる日を、楽しみにしています。

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この記事は、不動産エージェントとして500件以上の内見に同行してきた経験から、本当に大切なポイントだけを厳選してまとめました。ぜひブックマークして、内見の際にご活用ください。