【何から始める?】共働き夫婦の家探しでよくある失敗5選と後悔しない対策法

共働き夫婦が家を買うときに失敗しないために何から始めるべき

「仕事が忙しくてなかなか家探しに集中できない…」
「夫婦の希望が食い違って、話が進まない…」

このようなお悩みを抱えている共働きのご夫婦は非常に多いのではないでしょうか。

共働き夫婦にとって、家探しは”時間”も”意思疎通”も難しくなりがちです。

平日は仕事で忙しく、休日も家事や用事に追われる中で、重要な住まい選びを進めなければなりません。忙しい中で進めるからこそ、よくある失敗に気づかないまま進んでしまうケースも多くあります。

実は、共働き夫婦がよくやりがちな「5つの失敗パターン」を知っておくだけで、家探しの方向性がグッとクリアになります。

この記事では、共働き夫婦の家探しで陥りやすい失敗とその対策を、5つのポイントに分けてわかりやすく解説します。また、忙しい方でも安心して進められる「効率的な家探しの工夫」もご紹介!

目次

共働き夫婦が家探しでやりがちな5つの失敗

1. 平日しか動けない不動産会社に依頼してしまう

〈初心者が陥りやすいポイント〉
初めての住宅購入では、「とりあえず近所の不動産屋さんに相談してみよう」と考えがちです。しかし、不動産会社の営業スタイルが共働き夫婦のライフスタイルに合わないと、家探しが思うように進まなくなってしまいます。

従来の不動産会社共働き夫婦向けの不動産会社
平日9:00〜18:00営業土日祝日・夜間も対応
店舗での対面相談メインオンライン相談対応
電話連絡中心LINE・メール・チャット対応
定休日:水曜・日曜フレキシブルな対応

具体的な失敗例

  • 田中さん夫婦の場合
    近所の老舗不動産会社に相談したものの、平日しか対応してもらえず、3か月で物件見学がたった2回しかできませんでした。結果的に、希望していた人気エリアの物件は全て他の方に購入されてしまいました。

こうなると困ること

  • 月に1〜2回しか物件見学ができない
  • 気になる物件があっても平日に確認できない
  • 住宅ローンの相談も平日のみで、仕事を休む必要がある

2. 希望条件が曖昧なまま物件を見て混乱

〈初心者が陥りやすいポイント〉
「まずは実際の物件を見てみないと分からない」という気持ちで見学を始める方が多いのですが、基準が曖昧だと見れば見るほど迷ってしまいます。

よくある曖昧な希望条件の例

  • 「駅から近め」→ 徒歩何分以内?
  • 「そこそこ広め」→ 何LDK?何㎡以上?
  • 「お手頃価格」→ 予算の上限は?
  • 「子育てしやすい環境」→ 具体的にどんな施設が必要?
曖昧な条件具体的な条件(例)
駅から近め最寄り駅から徒歩10分以内
そこそこ広め70㎡以上、3LDK以上
お手頃価格総予算4,500万円以内
子育てしやすい保育園・小学校徒歩15分以内

具体的な失敗例

  • 山田さん夫婦の場合:「とりあえず3LDKで駅近で…」という漠然とした条件で10件以上見学。しかし見るたびに「もう少し広い方が」「もう少し安い方が」と条件が変わり、半年経っても決められませんでした。

3. 「通勤」ばかり重視して家事・育児動線を見落とす

〈初心者が陥りやすいポイント〉
初めての住宅購入では「職場への近さ」が最重要だと考えがちです。しかし、実際に住み始めると、日々の生活で重要なのは通勤だけではありません。

通勤重視で見落としがちな重要ポイント

見落としがちな施設なぜ重要?チェックポイント
スーパーマーケット毎日の買い物徒歩圏内、営業時間22時まで
小児科・内科急な病気やケガ土日診療あり、夜間救急近い
保育園・幼稚園送迎の負担通勤路上、延長保育対応
実家・両親宅子育てサポート車で1時間以内
銀行・郵便局各種手続き平日夜間・土日営業

具体的な失敗例

  • 佐藤さん夫婦の場合
    都心の職場から電車で30分の物件を選択。通勤は便利でしたが、最寄りのスーパーまで車で15分、小児科まで20分かかり、子どもが生まれてから「買い物も病院も遠すぎて大変」と後悔することに。

4. 土地・間取り選びを先延ばしにしてチャンスを逃す

〈初心者が陥りやすいポイント〉
人生で最も高い買い物だからこそ、「完璧な物件を見つけてから決めたい」と考えてしまいます。しかし、不動産市場では迷っている間に良い物件は売れてしまいます。

先延ばしにしてしまう理由と対策

先延ばしの理由よくある心理対策
完璧を求めすぎ「もっと良い物件があるはず」条件の80%を満たせば検討
夫婦の意見不一致「もう少し話し合ってから」事前に決定ルールを決める
情報収集不足「相場が分からない」同エリア10件以上を比較
決断への不安「失敗したらどうしよう」専門家の意見を聞く

具体的な失敗例

  • 鈴木さん夫婦の場合
    希望条件の90%を満たす新築マンションを発見。しかし「もう少し他の物件も見てから」と1週間検討していたところ、他の購入希望者に先を越されて売約に。同じエリアで同条件の物件は半年後まで出てきませんでした。

人気物件が売れるまでの期間(目安)

  • 駅徒歩5分以内の新築:平均3〜7日
  • 人気学区の中古住宅:平均1〜2週間
  • 相場より1割安い物件:平均1〜3日

夫婦間での話がまとまっているのであれば、『いい物件』に出会えたら決めてしまおう!と心に決めておくと満足のいく結果になりますよ!

5. スケジュール管理ができず意思決定が後手に回る

〈初心者が陥りやすいポイント〉
住宅購入には多くの手続きと決断が必要ですが、初心者はそのスケジュール感が分からず、全てが後手に回ってしまいがちです。

住宅購入の主なスケジュール(例)

手続き所要期間夫婦でやること
資金計画・ローン事前審査1〜2週間家計の整理、必要書類準備
物件探し・見学1〜3か月希望条件整理、見学日程調整
購入申込・価格交渉3〜7日迅速な意思決定
住宅ローン本審査1〜2週間追加書類準備
売買契約・引き渡し1〜2か月引越し準備、各種手続き

具体的な失敗例

  • 高橋さん夫婦の場合
    物件は決まったものの、住宅ローンの事前審査を後回しにしていたため、申込から契約まで1か月以上かかり、その間に金利が上昇。結果的に月々の返済額が当初予定より8,000円高くなってしまいました。

金利がどれくらいになるか決定されるのは『融資実行』のタイミング!事前審査や本申込時ではないので注意です!

失敗を防ぐ!共働き夫婦向けの家探し対策法

すれ違いを防ぐ「家族ミーティング」のすすめ

〈初心者向けポイント〉
家探しは夫婦の大きなプロジェクトです。お互いの考えを定期的に共有し、方向性を合わせることが成功の秘訣です。

効果的な家族ミーティングの進め方

項目具体的な方法所要時間
頻度毎週土曜の夜30分
場所リビングのテーブル
準備物ノート、見学物件の資料
議題例①今週見た物件の感想
②来週の予定
③気になる点の共有

実際のミーティング例

【第3回家族ミーティング議事録】
日時:2025年○月○日 20:00〜20:30

今週の振り返り:
・A物件:夫○、妻△(通勤は良いが、スーパーが遠い)
・B物件:夫△、妻○(買い物便利だが、予算オーバー)

来週の予定:
・土曜:C物件見学(10:00〜)
・日曜:住宅ローン相談(14:00〜)

決定事項:
・予算の上限を4,200万円で確定
・通勤時間より生活利便性を重視する方向で

優先順位の整理と”条件の分担”の考え方

〈初心者向けポイント〉
全ての希望を満たす物件はほぼ存在しません。何を最優先にするかを夫婦で決めておくことで、迷いなく判断できるようになります。

希望条件の3段階分類表

分類条件例妥協度
必須条件(絶対譲れない)予算4,500万円以内、3LDK以上0%
希望条件(できれば欲しい)駅徒歩10分以内、南向き50%
付加条件(あれば嬉しい)オートロック、宅配ボックス80%

夫婦での条件分担例

担当主な責任範囲具体的なチェック項目
通勤・交通関連電車の乗り換え、所要時間、終電時間
生活・子育て関連スーパー、病院、保育園の場所と評判
共通予算・間取り・将来性住宅ローン、リセールバリュー

不動産選びは「対応スピード」と「柔軟性」で判断

〈初心者向けポイント〉
不動産会社選びで失敗すると、家探し全体が上手くいきません。共働き夫婦に適した会社の見分け方を知っておきましょう。

不動産会社の比較チェックリスト

チェック項目A社B社C社
土日祝日対応×
平日夜間対応(19時以降)×
LINE・メール対応×
オンライン相談××
返答スピード(24時間以内)×
総合評価1点4点5点

実際のテスト方法

  1. 同じ質問を複数社にメールで送信
  2. 返答の早さと丁寧さを比較
  3. 「土曜日の夜に相談したい」と伝えて反応を見る
  4. 初回面談の柔軟性を確認

ただ、無理を言い過ぎるのはNG!
しっかりリスペクトを持ってお願いしましょう!

効率よく理想の住まいにたどり着くために

LINEやチャットで完結できるサービスを活用

〈初心者向けポイント〉
従来の「電話と対面」中心のやり取りは、共働き夫婦には不向きです。デジタルツールを活用した効率的な家探しを心がけましょう。

活用すべきデジタルサービス比較

サービスメリットデメリットおすすめ度
LINE相談いつでも質問可能、写真共有簡単長文での説明が難しい★★★★★
専用アプリ物件情報の一元管理アプリのダウンロードが必要★★★★☆
ビデオ通話見学移動時間不要実際の雰囲気が分からない★★★☆☆
チャットbot24時間対応複雑な質問は対応不可★★★☆☆

具体的な活用例

  • 朝の通勤中:LINEで昨日見た物件の質問を送信
  • お昼休み:返ってきた回答を夫婦のグループLINEで共有
  • 夜帰宅後:専用アプリで新着物件をチェック

夫婦の生活スタイルに合った”提案型”の相談先を選ぶ

〈初心者向けポイント〉
「物件を紹介してもらう」だけでなく、「ライフスタイルに合った提案をしてもらう」という視点で相談先を選びましょう。

提案型サービスの特徴チェック表

チェック項目良い例悪い例
ヒアリング1時間以上かけて詳細に聞き取り希望条件を簡単に確認するのみ
提案内容意外な視点の物件も含めて提案希望条件通りの物件のみ
将来への配慮子育て・老後まで考慮したアドバイス現在の希望のみに焦点
市場知識エリアの将来性や相場変動を説明物件の基本情報のみ

実際の提案例

【従来型の提案】
「3LDK、駅徒歩10分以内で探してみました。
こちらの5件はいかがでしょうか?」

【提案型の提案】
「共働きのお二人でしたら、通勤だけでなく家事時短も重要ですね。
駅徒歩12分ですが、スーパー・銀行・クリーニング店が同じビル内にある物件はいかがでしょうか?
将来お子さんが生まれた時も、買い物と保育園の送迎が効率的にできるエリアです。」

プロと話すことで「自分たちに本当に必要な条件」が明確になる

〈初心者向けポイント〉
初めての住宅購入では、自分たちでは気づかない重要なポイントがたくさんあります。プロとの対話を通じて、本当に必要な条件を発見しましょう。

プロとの相談で明確になること

相談テーマBefore(相談前)After(相談後)
予算設定「月8万円なら払える」「諸費用込み4,200万円が上限」
エリア選択「○○駅周辺が良い」「隣の△△駅の方が生活便利」
間取り選択「3LDKが欲しい」「2LDK+書斎の方が実用的」
将来計画「とりあえず今住めれば」「10年後の住み替えも考慮」

専門家との相談スケジュール例

相談回数テーマ主な内容所要時間
1回目ライフプラン整理家族構成、将来設計、予算90分
2回目エリア・物件タイプ選定立地条件、新築/中古の選択60分
3回目具体的物件検討見学した物件の評価・相談60分
4回目最終決断サポート契約条件、住宅ローン確認90分

まとめ

家探しは情報量や判断軸が多く、共働き夫婦にとっては本当に大変なプロジェクトです。

私自身、働きながら家探しをするご夫婦のお手伝いをする中で、「話し合いの進め方」や「時間の使い方」など、物件探し以外の部分でも多くのご相談をいただいてきました。

実際に、物件の条件以上に「夫婦でどのように意思決定を進めるか」「限られた時間をどう活用するか」といった相談が増えています。
特に初めての住宅購入では、「何から始めれば良いか分からない」「どこまで妥協して良いか判断できない」というご相談を多くいただきます。

家探しは、夫婦の価値観やライフプランを改めて話し合う貴重な機会でもあります。焦らず、でも効率的に、お二人にとって最適な住まいを見つけていただきたいと思います。

もし少しでも迷いや不安があれば、お気軽にご相談いただければと思います。
「夫婦らしい家の選び方」を一緒に整理していきましょう。

初めての住宅購入でも安心して進められるよう、しっかりとサポートいたします。

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この記事を書いた人

株式会社TERASSで、フリーランスの不動産エージェントとして活動中。

「住宅は、暮らしと人生の土台」と考え、物件のご提案にとどまらず、ライフプラン・資金計画・子育て・老後まで見据えた“住宅コンサル型”のご提案を得意としている。

得意な物件は、中古マンション・建売住宅・注文住宅の3領域。
特に注文住宅では、現在ハウスメーカー各社と打ち合わせを重ね、信頼できる優秀な営業担当との連携体制を構築中。

住宅ローン、資産形成、税金対策といった視点を大切にしながら、後悔のない住まい選びを一緒に考え、丁寧にサポートしています。

プライベートでは2児の父。読書・サウナ・筋トレが心と体のリセット時間。

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